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将来のお葬式を変えるスマホ対応アプリ!

29/05/2020

投稿者: Heligate Limited Company

カテゴリー: ブログ

将来のお葬式を変えるスマホ対応アプリ! 多言語対応を見据えてオフショア開発企業に発注 Original link: https://hnavi.co.jp/knowledge/interview/fswa_heligate/

普段は、あまり馴染みがないお葬式。近年では親族だけで執り行う家族葬や、お墓を必要としない自然葬など、故人や遺族の多様なニーズに応えた葬儀が人気を得ているという。
当然、葬祭会社も、従来型のメニューだけでは対応し切れず、カスタマイズの要素が、これまで以上に求められるようになるだろう。個人においても「いっそのこと、霊柩車や安置所、葬儀場などを自分で個別に手配して……」といったことを考える人も出てくるかもしれない。
そうした声に応える、新しいカタチの葬儀手配サービス「エフネット」を展開しているのがFuneral service workers academy, Inc.(以降Fswa)だ。しかもスマホに対応し、将来の海外展開も見据えているとのこと。
今回は、「エフネット」のシステム開発発注元であるFswaの代表である高田孝行氏と、発注先であるHeligate Japan合同会社(以降Heligate)の代表である井田潔氏にお話を伺った。


■ 知人から紹介された開発会社で苦い経験を味わう

-- 葬儀手配サービス「エフネット」を提供しているFswaさんは、そもそもどのような会社なのでしょうか。

Fswa 高田氏 私はもともと空港の管制官をしていて、その後、建設会社、航空会社などを渡り歩いてきました。航空会社でブライダル部門の仕事をしていたのがきっかけで、現在、市民葬祭ホールディングスグループの宇都宮市民葬祭の代表も務めています。しかし、市民葬祭の仕事を手掛けていく中で、葬儀業界の新たな課題も見えてきました。少子高齢化が進む中、葬儀の需要は今後しばらく減ることはありません。ところが、葬儀の担い手となるスタッフは減少傾向にあります。そこで霊柩車やドライバー、安置所、葬儀場などのリソースを業界間で融通し合うための仕組みが必要と考えました。リソースを持たない会社は必要なときに調達でき、リソースを持つ会社は効率よく運用できるという仕組みです。これをシステム化しサービスとして提供するのが「エフネット」です。当社は、この「エフネット」を提供するために2017年に設立しました。このサービス業者だけでなく、個人が葬儀の手配するのにも使えます。霊柩車、安置所、式場等を自分で選び、故人や参列者に合わせた葬儀を執り行うといったことも可能になります。

-- Fswaさんは米国で起業されていますね。


Funeral service workers academy, Inc. 代表取締役の高田孝行氏

高田氏 はい。このシステムは、もともと世界展開を考えており、その発信元として米国に会社を設立しました。とは言え、現在のところ主に日本国内で活動しています。葬儀は、その国の文化や風俗、宗教などが密接に絡んでくるため、単一の考え方で世界展開ということはありえません。世界に打って出るには多様なニーズに応え得る柔軟なサービスである必要があります。その点、日本は宗教も多様で、地域によって葬儀の文化・風習も異なり、式典に要求される仕様やクオリティが高いなど、世界的に見ても最も難しい環境にあると言えます。そこで、まず日本でシステムを磨き上げ、そこから世界へと考えています。

-- 今回、発注ナビでご依頼されたのがその「エフネット」だったのでしょうか。

高田氏 そうです。「エフネット」の開発は、会社設立と同時期からスタートしていました。当初は知人に紹介された開発会社にお願いしていました。ところが、いつまでたっても完成しない。追加請求ばかりが届き、開発がちっとも進まない状況が続きました。結局、1年半もかかって完成しませんでした。契約を解除しましたが1000万円近い損失が発生し「高い」「遅い」「できない」という、ひどい目にあいました。しかし、あきらめきれず、なんとかして今回の展示会(第5回エンディング産業エキスポ:2019年8月20日~22日)に出展したいという思いから、発注ナビを利用して完成させることにしました。

■ オフショア開発をしている開発会社に着目!

-- 発注ナビから5社ほどご紹介させていただきましたが、その中からHeligateさんを選んだ決め手はどのようなものだったのでしょうか。

高田氏 ご紹介いただいた5社すべての担当者とお会いしました。お恥ずかしい話ですが、今回、各社とお会いするまで「海外オフショア開発」というものをまったく知りませんでした(苦笑)。しかし、多言語対応も見据え、今回は海外オフショア開発を行っている開発企業にお任せしたいと考え、Heligateさんを含む2社に絞り込みました。決め手はデザインと担当者です。Heligateさんが提案してくださったデザインの方が、当社のイメージに近かった。そして、井田さんとは打ち合わせの段階から、いろいろな話で盛り上がりました。今後、長いお付き合いをしていくことを考えると、突っ込んだ話し合いができそうな井田さんがいらっしゃるHeligateさんにお任せした方が良いのではないかと考えました。

-- デザインのイメージが近いとのことですが、発注段階で何かモデルになったアプリがあったのでしょうか。

高田氏 海外のレンタカー予約アプリを参考に、シンプルで分かりやすいUI/UXデザインを考えていました。Heligateさんからのデザイン提案は、当社のイメージに近かったと思います。

-- Heligateさんは、どのような会社なのでしょうか。


Heligate Japan合同会社 代表(職務執行者)の井田潔氏

Heligate 井田氏 当社はベトナムに開発拠点を持ち、Webアプリケーションやモバイルアプリをはじめ、AIやブロックチェーン技術を駆使したソフトウェアの開発など、幅広い開発を手掛けています。よく「ベトナム人は勤勉」と言われますが、実際その通りで、技術力はもちろんですが、現地には日本語堪能なスタッフも控えているなど、海外での開発とは思えない、タイムラグのない質の高い開発成果をご提供させていただいております。

-- Fswaさんは、海外オフショア開発の会社を積極的にお選びになったとのことですが、海外での開発に特に不安などはありませんでしたか。

高田氏 当社の場合、国内で開発している会社で、すでに痛い目にあっていたので、少なくとも開発拠点が海外だからということでの不安はありませんでした。それにHeligateさんは、ビデオ会議で現地のSEも交えた定例会議をきちんと開いてくださった。以前の開発先との間では、そうした場がなかったもので、こうした定例会議が一般的だということも、今回初めて知りました(笑)。会議は、最初のうちはQ&Aの嵐でしたね。事細かに聞いてくる。「こんなことまで聞いてくるのか」とビックリした覚えがあります。

井田氏 現地のスタッフたちは常に「良いものを作ろう」という熱意に溢れています。そのためお客様のニーズをできるだけたくさんヒアリングするように心がけています。特に今回は、対象が葬儀ということで、ベトナムにはない文化や風習が多かったため、通常よりも質問事項が多かったかもしれません。高田さんの方でしっかりとしたイメージを持っていてくださったのも助かりました。

高田氏 現地の熱意はとてもよく伝わってきましたね。たとえば、ビデオ会議の途中で課題が挙がると、会議を一時中断して、後ろのほうでエンジニア同士が真剣に話合っている様子をうかがい知ることができました。こうして現場の熱気が垣間見ることができたのも、Heligateさんにお願いしたからこそだと思っています。むしろ安心感が高まり良かったと思います。

■ 今は第一ステップ。今後の展開も手を取り合って進めていく

-- 開発で苦心されたところはありますか。

井田氏 多様な決済手段の実装でしょうか。クレジットカードや各種決済ゲートウェイ、銀行振込はともかくとして、コンビニ支払いや口座引き落としなど、ベトナムではあまり馴染みのないものもあり、エンジニアにとっては良い経験になったと思っています。

高田氏 この点も日本版の開発を最初にした理由の1つです。日本では決済手段がいくつもあります。日本の決済手段を網羅しておくことで、決済に関する海外展開のハードルを下げられるのではないかと考えました。

-- ――「エフネット」の今後の展開などを教えてください。

高田氏 今回、展示会でお披露目したのはあくまでも第一ステップという位置づけです。業界内外からの反響を基に、さらに内容を充実させていきたいと考えています。大きな目標は海外展開ですが、その前に国内でやらなければならないことも、まだまだあります。たとえば現在は、霊柩車と安置所の手配が中心ですが、葬儀場や食事の手配、寺社・教会、霊園等も充実させていく必要があります。将来的にはAIを駆使してお客様に最適なプランをチョイスし提案していくようなシステムにできたら、と考えています。

井田氏 ベトナムの開発陣もこれまでにAI関連の開発を手掛けきているので、そのお話しを伺ってから、現場の士気も上がっています。

高田氏 Heligateさんのおかげで、ようやくここまで来れました。今後とも長くお付き合いさせていただきたいと考えています。どうぞよろしくお願いします。

井田氏 こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。

 

-- 今後の展開も期待しています。ありがとうございました。